当院のスタッフが、医院からのお知らせや日々のできごと、
感じたことを綴ります。
カテゴリー
高田馬場を中心としたタウン誌
「ジモア」の別冊
ジモア クリニックガイド
(新宿区・豊島区(高田馬場・早稲田・西早稲田・神楽坂・大久保・目白・池袋)の
「教えて先生! Q&A」のページで
根管治療に関する取材を受けました。
取材の内容は、
根管治療でお悩みになっている方からの質問に
お答えする形でした。
質問の内容および回答は、
Q: 神経の治療をしたのに、
被せ物に違和感や痛みがあるのですが…。
A: 歯の根管治療がしっかりできていない可能性があります。
「歯医者に通っているのに治らない」という患者さんの悩みの中には、根管治療が原因となっている場合があります。根管治療(歯内療法)とは、歯の神経(歯髄)の治療のことで、「根の治療」とも呼ばれています。
歯の中には、神経の通っている細い管(根管)があります。虫歯が進行して歯の神経まで到達していまった場合に、歯の神経をきれいに除去し、根管内を洗浄・殺菌して薬剤を詰める必要性があります。根管治療は、建築で例えると基礎工事にあたる部分です。しっかりとした基礎工事をしなければビルが倒れてしまうように、せっかく高価な歯を入れても、場合によっては後々根の中で最近が増殖してしまい、被せ物を除去して再治療になることもあります。つまり、根管治療の善し悪しによって、その歯の寿命が決まってしまうと言っても過言ではありません。・・・・
Q: 抜歯しインプラントが必要と診断されたのですが、自分の歯を残したいです。
A: 他院で抜歯を薦められたという方を多く診療してきましたが、実際には抜かなくて済む場合もあります。一度根管治療を失敗して再治療をすると、処置の成功率がかなり落ちてしまい、将来的には抜歯にいたる可能性が高まります。・・・・
以上のような内容で質問にお答えさせて頂きました。
記事の中にも記載されておりますが、
他院で抜歯してインプラントを薦められたという患者さんを
多く拝見致しますが、
インプラントをせずに根管治療などの歯の保存治療によって
抜歯を回避できた症例も多く存在します。