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当院のスタッフが、医院からのお知らせや日々のできごと、
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  • ペンシルベニア大学歯内療法学講座修了

    院長blog

    高田馬場 新田歯科医院
    院長の林です。

    3月初めての更新です。
    ここのところ更新がままならなかった
    理由を書きます。

    去る3月2日に
    2012年から始めたペンシルベニア大学
    歯内療法学講座の
    インターナショナルプログラムが
    遂に、遂に修了を迎えました。
    最終試験は日本、
    当院で実地試験がある関係で、
    現地アメリカはフィラデルフィア
    ペンシルベニア大学から
    Syngcuk Kim教授をお迎えするので
    その準備をしておりました。

    Kim先生は、
    ペンシルベニア大学の歯内療法学講座の
    主任教授を20年されています。
    その前はコロンビア大学の教授をされていたので、
    教授歴は非常に長く、
    また外科的歯内療法のパイオニア、
    世界的権威として
    世界各国で歯内療法(根管治療)
    に関する講演を数多くされています。
    また、ペンシルベニア大学の教授であるのと同時に
    ニューヨークのロックフェラーセンターに
    自身の診療所をお持ちになっており、
    週末はそちらで診療もされている
    スーパー忙しい先生です。
    私も、東京医科歯科大学の
    歯髄生物学分野(歯内療法学)の大学院に
    入学し、歯内療法(根管治療)に関する
    勉強をしてきましたが、
    その時既にKim先生はとても有名で、
    外科的歯内療法の教科書は
    Kim先生がお書きになった
    Color Atlas of Endodontic Microsurgery
    という本(今は絶版)でした。
    (新冊の本が出るとお聞きしてるのですが、
    これがなかなか出ない)

    またAAE(アメリカ歯内療法学会)でも
    数多くの講演をされており、
    私も何回も先生の講演を拝聴し、
    凄い先生だなと思っておりました。

    Kim先生にお聞きしましたら
    1961年に日本に初来日してから、
    今回で100回は来てるんじゃないか
    と仰っていました。

    ペンシルベニア大学と東京医科歯科大学の
    関係は非常に良好で、
    私が大学院でお世話になった
    須田英明教授(名誉教授)は
    ペンシルベニア大学の歯内療法学講座の
    非常勤講師にも名前を連ねています。

    そんな私から見れば天上人のKim先生が
    うちの診療所に!!!

    今回の来日は
    私の最終試験と記念講演が主な目的ですが、
    今後も東京医科歯科大学とペンシルベニア大学が
    良好な関係を保てることは
    我が国の歯内療法(根管治療)にも
    大きな影響があると思ったので、
    今年の1月に東京医科歯科大学の教授に就任された
    興地 隆史教授にも会って頂こうと
    私がある種の橋渡しをさせて頂きました。

    20150302-1

    続きはまた。

    ご予約は
    高田馬場 新田歯科医院
    03-3232-0418
    まで

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