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当院のスタッフが、医院からのお知らせや日々のできごと、
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  • イタリアの巨匠の講演

    院長blog

    こんにちは

    高田馬場 新田歯科医院
    根管治療専門医 院長 林です。

    3月の後半になり
    だんだん暖かくなってきましたね。
    東京の桜も開花宣言がされ、
    お花見シーズンももうすぐですね。
    それにしても、
    桜の時期が年々早くなってきているのは
    地球全体の気候の変化なんでしょうか?
    一時昔は、
    桜は入学式の時で、
    桜をバックに記念写真を撮影するのが
    普通だったように思いますが、
    今や入学式には桜はほとんど散っているような・・・
    文明が急速に発達してしまった影響なんでしょうか!?
    地球環境にとって「文明の発達」は
    厄介な事かもしれませんが、
    歯科医療、こと根管治療に関して
    「文明の発達」とされる
    マイクロスコープやCTなどの開発応用は
    昔なら保存できなかった歯の保存に役立っているのは
    確かな事なので良い事です。

    さて、先日ですが
    イタリアローマ大学の歯内療法科の
    ガンバリーニ教授の講演を拝聴しに行ってきました。
    IMG_7936

    私とガンバリーニ教授の関係。
    それは私が東京医科歯科大学大学院時代に遡ります。
    (そんな大げさなことではないですが・・・)
    当時からガンバリーニ教授と言えば
    根管治療の分野、特に
    ニッケルチタンファイルの研究に関しては、
    名が通った先生で、
    私も研究を進めるにあたっては
    先生の論文をいくつも読みました。

    ニッケルチタンファイルとは、
    根管の中をキレイにして
    充填する為の形を整える為の器具で、
    以前はステンレススチール製の
    手で操作するファイルが主流でした。
    (今でもこの手用のファイルが一般の歯科医師
    では主流ですが)
    このニッケルチタンファイルは
    ステンレススチールのファイルに比べ
    金属自体に柔軟性(曲がりやすい)があるので、
    曲がった根管の治療をする際にエラーが少ないと
    言われています。
    このニッケルチタンファイルの研究を大学院時代のテーマで
    行い、
    2007年には
    International Endodontic Journalで
    論文も発表させていただきました。
    この論文の参考文献にも
    ガンバリーニ教授の論文を使用させて頂きました。
    なので、
    講演が終わってからガンバリーニ教授にご挨拶!
    論文で引用させてもらったことを伝えたら
    喜んで頂きました!
    ついでに記念写真
    IMG_7937
    (誰かに撮ってもらおうと思ったら誰もおらずで
    まさかのSelfie(笑))

    根管治療のご相談・ご予約は
    高田馬場 新田歯科医院
    03-3232-0418
    まで

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