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院長紹介

平成21年4月より院長を務めております。
精度の高い診断と処置、そして衛生的な環境を作り、
患者さんに質の高い歯科医療を提供してまいります。

院長紹介

受付・待合室

林先生

近年、我が国における歯科医療においてはインプラント治療に良くも悪くも注目がされてきました。事実、インプラント治療は欠損した歯を補う治療方法としては第一選択であることが世界的なコンセンサスとなっています。しかしながら、インプラント治療に移行する以前の段階で、天然歯を保存するということを軽視しがちです。
歯内療法(根管治療;歯の神経・根の治療)は、天然歯を守る為の治療です。この歯内療法がなんらかの原因で失敗に終われば、歯は抜歯になります。欧米では古くから歯内療法専門医の重要性は広く認識されており、米国においてはEndodontic Awareness Weekなる歯内療法啓蒙週間が4月に全米にて展開されています。
一方、我が国での歯内療法のレベルは著しく低く、多くの場合は科学的根拠に基づかない治療が健康保険下で行われています。ここ数年では、日本でも歯内療法の重要性が話題になるようになり、歯内療法に特化した自費専門の診療所も都内に数件ありますが、まだまだ受け皿が足りないのが現状です。

顕微鏡は、眼科や脳外科の医科領域で使用されていました。歯科領域、特に歯内療法領域においては、今から十数年前に応用され始め、米国歯内療法学会(AAE; The American Association of Endodontists, http://www.aae.org)では、専門医として顕微鏡を使用することは必須であるとガイドラインにも記載があり、また大多数の米国歯学部の学生教育カリキュラムにも顕微鏡のトレーニングが組み込まれています。近年、日本でも日本歯科顕微鏡学会が発足するなど、顕微鏡の認知度が高くなってきました。また厚生労働省も顕微鏡を使用した外科的な根管治療を先進医療(CTおよび顕微鏡を用いた歯根端切除術)と認定し、その治療費は約10万円に上ります。しかしながら、顕微鏡を用いての治療を行っている開業医は全体の5%にも満たないのが現状です。
東京医科歯科大学にて歯内療法を専門とし、顕微鏡を用いた治療のトレーニングを受けてきた者、AAEの会員としては、患者さんにより高度な治療を提供する為に世界的に歯内療法のトップを走るペンシルバニア大学の留学プログラムへの参加を決意しました。当高田馬場 新田歯科医院では根管治療を基にした口腔内環境整備を日々行っており、当地で30年以上の長きに渡り地域住民のみならず多くの方の健康増進の手助けをしています。

林先生

診察室

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歯の神経(歯髄)の治療のことで,根の治療とも言われています。この根管治療は,その後の被せものの予後に大きな影響を与える可能性があります。根管治療は、建築で例えると基礎工事にあたる部分です。
10階建のビルを建設するのには、当然ながらしっかりとした基礎工事が必要です。歯も同じで、しっかりとした根管治療がされていなければ、いくらキレイな被せものをしても長持ちしない可能性があります。
一見単純そうに見える根管治療ですが、神経の通っている管(根管)の形態はとても複雑で、さらにその大きさは直径にして0.3mm位と細く、さらに人によって根管の数も違ったりします。近年欧米では、根管治療にマイクロスコープを用いることが専門家の中では一般化しています。

認定・修了書

認定・修了書

世界的にトップレベルの歯内療法を実践しているペンシルバニア大学などの認定を受けております。

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