当院のスタッフが、医院からのお知らせや日々のできごと、
感じたことを綴ります。
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2014年8月2日3日の両日
東京・御茶ノ水のソラシティにて
(株)松風様主催のエンドフォーラム2014
(根管治療の会議)にて
“Ni-Ti Rotary Endodontic Instruments”
(根管治療用ニッケルチタンファイル)
というタイトルでお話させて頂きました。
このフォーラムは、全国の歯内療法でご高名な先生方を集め
2日間に渡り、ディスカッションを行うというもので
有名な先生方を前にしてのお話は非常に緊張しました。
私がお話させて頂いた内容は以下の通りです。
現在歯科医院にて使用されている
根管治療用ニッケルチタンファイルは、
今から50年以上前にアメリカ海軍の兵器研究所で開発された
Nitinolというニッケルチタンがベースになっています。
我々歯科治療の臨床家は
あまりこのニッケルチタンという合金の特性を
あまり理解できていないように思います。
メーカーは新商品を開発・販売し、
1990年代初頭よりさまざまな特徴を持った
ニッケルチタンファイルが存在しました。
これらのファイルにはその製品としての
特徴がさまざまありますが、
その特徴を理解することが
ファイルの根管内での破折などを
未然に防ぐことができるのです。
以上のような内容をお話させて頂きました。