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当院のスタッフが、医院からのお知らせや日々のできごと、
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  • ペンシルバニア大学 歯内療法シンポジウム②

    院長blog

    みなさん、こんにちは
    高田馬場の歯医者
    高田馬場 新田歯科医院
    院長の林です。

    先日、アメリカはフィラデルフィアにある
    ペンシルバニア大学での
    歯内療法(根管治療)のシンポジウムに参加してきましたが、
    その続き第二弾です。

    今回の歯内療法(根管治療)のシンポジウムには
    再治療というテーマがついていました。

    再治療には非外科的再治療と外科的歯内療法の2種類があります。
    今回は外科的歯内療法について書きたいと思います。

    ペンシルバニア大学のSyngcuk Kim(シングック・キム)先生は
    外科的歯内療法の世界的なパイオニアです。
    この外科的歯内療法はこの20年で飛躍的な進歩をしてきました。
    というのもこの外科的歯内療法で行われる
    歯根端切除術(根尖切除術)は
    以前は口腔外科で多く
    行われてきました。
    しかしながら、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)
    の登場により
    それまで低かった成功率が
    近年の論文では90%以上にまで
    飛躍的に上がりました。
    肉眼下で行うと根管や
    根管に付随する側枝などの微小構造の
    見落としがあったりした結果、
    成功率が上がりませんでした。
    マイクロスコープの登場と
    マイクロスコープ下で行う
    外科的歯内療法専用の
    小さい器具の発達により
    成功率が上がったと言っても過言ではないでしょう。
    ただし、これらの器具を使用するということ以前に
    基本コンセプトがしっかりしていないと
    成功にはならないと思いますが。

    今回のシンポジウムでは
    Kim先生自らが
    午前と午後に1症例ずつ
    シンポジウム会場に隣接した
    特設会場にて
    ライブオペ
    (外科的歯内療法をライブ中継)
    を行いました。

    DrKim20141109
    また今回は、
    シンポジウムの目玉でもあった
    3Dメガネを使っての鑑賞・・・
    凄い臨場感でした!!

    3Dglasses
    当院、高田馬場 新田歯科医院でも
    外科的歯内療法を年間で約20症例程行っています。

    抜歯してインプラントにと言われたんだけど
    という症例も多いですが、
    外科的歯内療法によって
    抜歯せずに天然歯を保存することに
    成功した症例も多くあります。
    インプラントは最終手段として
    なるべく天然歯を保存し、
    自分の歯を残すことができれば
    いいなと思っています。

    ご予約は
    高田馬場 新田歯科医院
    03-3232-0418
    まで

    宜しくお願い致します。

     

    

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